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養殖場の様子

エビ養殖の技術研究

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自社開発の循環式養殖設備

 屋内型閉鎖循環式の設備では、水を水槽に入れた後は濾過して循環させるので、大量に汚水を排水しません。また、屋内に養殖槽があるため、ウイルスや病原菌、害虫の侵入を防ぐことができ、確実に防疫が行えます。エビの生育環境を一定に保つため、遠隔での温度管理や定期的な水質計測と清掃を実施。徹底して環境管理するので、エビは常に健康な状態に保たれ、抗生物質等薬剤が不要です。自由に泳ぎまわれる大きな水槽で、自然の状態に近い環境でエビを育て、極力ストレスを減らします。
 このように、自社開発の養殖設備は環境負荷の少ない持続可能な養殖システムとなっています。

微生物を利用した水質管理

 「吉野游水えび」養殖場の特徴に、微生物を利用した水質浄化システムがあります。これは、2019年から始めた県内の鰻養殖事業者との共同研究の結果、実現したものです。水質浄化に有効な微生物を特定し、「バイオ脱窒システム」を開発。濾過槽と組み合わせることで、浄化作用の相乗効果を得られます。このシステムを利用することで、歩留率が50%以上に向上しました。(一般的にバナメイエビ養殖の歩留率は20~40%と言われています。)
 現在、このシステムを改善し実用化・汎用化するため、京都大学エネルギー理工学研究所の協力研究員となり研究を続けています。

水質管理の図形
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お店紹介

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TEL0747-58-8300

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